Methodは研究の信頼性・妥当性を客観的に示すための重要セクションです。
その柱となるのが、「デザイン・基準・根拠」と「再現性」ですね。
ジャーナル編集者が「納得できる」と思うMethodのポイントを聞いてみました。
1)研究デザイン(前向き/後ろ向き、無作為化など)が明記されているか
2)対象者の選択基準・除外基準が具体的に記述されているか
3)サンプルサイズの根拠と計算方法が記載されているか
4)データ収集方法と測定手順が再現可能なレベルで詳細に記述されているか
5)統計解析手法とソフトウェア(バージョン含む)が明記されているか
ここがしっかりしていないと論文の完成度に影響し、
単なる「意見」と見られてしまう、とのことです。
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